〒992-1303
山形県米沢市大沢姥湯1
電話:090-7797-5934
営業時間:露天風呂入浴のみ9時~15時半 宿泊22時まで
休み:11月上旬~4月下旬
料金:露天立ち寄り湯大人500円 子供250円
混浴露天風呂・女性専用露天風呂
泉質:単純酸性硫黄温泉
効能:高血圧・動脈硬化・湿疹・胃腸病・神経痛など
公式http://www.ubayuonsen.com/
姥湯(うばゆ)温泉 桝形屋は吾妻連峰の北側の標高1300mの奥深い谷に位置し、その歴史は古く1533年に発見して開湯。現在の当主は17代目。由来は、「鉱脈を求めて歩いていた初代が、露天風呂で湯浴みをしている髪の長い女が・・・。おそるおそる近づけば、赤ん坊と恐ろしい形相の山姥であった。その山姥がこの湯の湯守りにならないかと云い残し、どこかに消えた。」それ以来この湯は姥湯と名付け現在に至るという言い伝えがある。
露天風呂があるのは、急斜面の断崖絶壁が迫りきて、大きな岩がゴロゴロと転がる荒々しい景観。露天風呂の周りにある岩は、「獅子岩」や「姥岩」など名前が付けられている奇岩群があります。
山形県内で一番標高が高い1250mの高所で湧いている秘湯感バッチリの露天風呂です。コツメガ・ブナ・ダケカンバなどの原生林が広がり、カモシカが時折姿を見せてくれます。この姥湯温泉の優れた景観は、山形の温泉の中でも一番と言われ、特に新緑・紅葉の時期は最高の表情を見せてくれます。夜に入れるのは宿泊客だけで、何も邪魔するもののない満点の星空が降ってくるかのような感覚を味わうことが出来るのです。自然の恵み・壮大さ・恐ろしさが味わえ、自分の中に自然のチカラがみなぎるような極上の時間が、姥湯温泉にはあるのです。
温泉の湯元となる岩壁から噴き出す湯口は6ヶ所。そのうち一本使っていて、他の温泉は川へ流れ落ちています。
混浴露天風呂は、荒々しい景観とは正反対でやさしくなめらかな白く濁った温泉。酸性で、硫黄の香りがかなり強めの温泉でさっぱりとした肌触り。
10人位ゆったりと入れそうな広さがある岩風呂です。
源泉投入量は多く、源泉を自然に冷ましながら湯船に入れている100%源泉掛け流し。女性専用の露天風呂もありますが、混浴の露天風呂に入ったほうが景観は素晴らしいでしょう。
もう一度、と強く思う温泉です。
参考